私は2023年2月に入籍し、すぐに子どもが欲しかったので、自分たちのタイミングで夫婦生活を続けていました。
生理不順もなく、会社の婦人科検診でも特に問題を指摘されることがなかったので、「きっとすぐに授かれるだろう」と、正直思っていました。まさか自分が不妊治療を受けることになるなんて、想像もしていなかったのです。
この記事では、私たち夫婦が不妊治療に踏み出すまでの流れと、最初に受けた検査について体験談をまとめたいと思います。
2023年12月:検査内容
私
- 子宮内膜症の有無
- 性感染症(クラミジアなど)の有無
- 風疹抗体の有無
- 甲状腺ホルモンの値
- 梅毒感染の有無
夫
- HDLコレステロール値
- LDLコレステロール値
- 中性脂肪
- 血糖値
- 風疹抗体の有無
- 精液検査
検査の結果、夫婦ともに特に異常は見つかりませんでした。
そこで医師からは、「このまま自然妊娠を目指すか、タイミング方に進むか」の選択を提示されました。
私たちは、「このまま自己流で頑張っても、状況は変わらないかもしれない」という不安もあり、タイミング法に進むことに決めました。
タイミング法では経膣エコーを使って、卵子の大きさをチェックし、排卵日を予測して、最適なタイミングで夫婦生活を持つようアドバイスされます。
例えば、生理周期が28日の場合は、生理開始から12日目頃に病院へ行き、排卵直前の卵子の大きさを確認します。ただし、卵子の成長や排卵タイミングは個人差が大きいため、遅れた場合は2〜3回通院することもありました。
タイミング法をした結果
タイミング法は3回試しました。先生に指示された日に加え、それ以外の日にも積極的に夫婦生活を行いましたが、残念ながら授かることはできませんでした。エコーで卵胞の大きさをチェックし、その画像を自分でも見ることができたのは貴重な体験でした。卵が順調に育っているのを目の前で確認できたことは、とても特別な感覚でした。
私の通院している病院では、卵胞が20mmに達した段階で排卵のサインが出ると教えてもらい、指示された日には夫婦生活を行いました。しかし、私も夫も不規則な勤務をしているため、タイミングを合わせることが難しく、毎回協力して頑張る必要がありました。
タイミング法にかかる費用は1周期あたり約4000円〜5000円でした。3周期でうまくいかなければ、次のステップに進もうと夫と話していましたが、残念ながら3回試しても授かることができませんでした。そのため次のステップへ進むことが決まりました。
当時の気持ち
周りでは私たちよりも後に結婚した人たちにすぐ子供ができ、追い越されたという気持ちになることもありました。職場では年代が高めの人が多く、「結婚したから次は子供だね!」と言われることが大きなプレッシャーに感じてました。私たちは自己流のタイミングをしてからタイミング法を終えるまでにすでに1年半経過していました。タイミング法3回したところで授かれる確率は低いかもしれないと頭では理解していても、実際に生理が来るたびに深く落ち込んでいました。
タイミング法に関しては、仕事終わりに病院に行っていたので特に両立が難しいということは感じませんでした。ただし、仕事終わりの5時から6時は混雑しており、待ち時間がやや長いこともありました。また、職場や自宅の近くに病院がないと、通院は多少厳しいと感じました。
不妊治療は決して簡単な道のりではありませんが、私たち夫婦にとって大切な一歩でした。これからも前向きに、2人で支え合いながら歩んでいきたいと思います。

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